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11.07.07
今日の名古屋はシトシトと、雨です。
「昭和22年6月つゆどき 60年前のお話
忘れもしません
雨の振る日が続きました。
傘の無い私の家 学校は歩いて十分位雨の振る日は何時もカバンを頭に乗せて
帰りは学校近くに「ハス畑田あり」 ハスの葉っぱを一枚失敬して傘代りに頭に乗っけて家帰ります。

そのうち風邪を引き一週間ほど学校を休むはめになりました。
父親が よし俺が傘を作ってやるとぶりきの板を一枚出し、丸るく切ってまん中に木の棒を針打ちしてぶりきの傘の出来上がり。
「風邪を引くよりましだから この傘を差して行けェー」と父ちゃんが一生懸命に作ってくれた傘。
今のように冷蔵庫の無かった時代 毎日の買い物
その日も母ちゃんに頼まれてその日使うだけの野菜を買いに下駄をはいて雨の中ブルキの傘を差して八百屋さんへ行った。
店のおばさんから風で飛んでいったら「それ危ないでやめときゃァ つぼまらんでしょう?」
といわれ そばにいたお客さんからも「そうだね…」とあいづち
恥ずかしい思いをした。
下駄を引きずるように家路へ シトシト降ってるはずの雨はブリキの傘を通すと狂ったようにようしゃなくバチバチバチッと騒がしい音を立てる。
家に帰り「雨に濡れて風邪を引いたほうがまし!」と父ちゃんに反抗してしまった。
兄ちゃんにも 「おまえ、ささんか?」といったら「使わない」のひとこと。
父ちゃんが「じゃ俺が使う」とブリキの傘を差して…
その後姿が「ガニマタ」歩き。 兄ちゃんと2人で笑いが止まらなかった。
おかっぱ頭に下駄はいてブリキの傘差してカラコロと雨の中
そして私も二度と使わなかった。とうちゃんごめん 6年生ぐらいのときでした。」
車で10分くらいの公園の池にハスを見てきた。葉っぱが思ったより大きくて驚き。
これなら傘に出来るわ~と思った。
投稿者 名古屋おんな : 09:26 | コメント (0)