名古屋からの沖縄移住

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31.12.05

オットのお友達であるカメラ屋さんに遊びに行ったら
偶然、ある写真集が目にとまった。。

三好和義さんの「ニライカナイ 神の住む楽園・沖縄」である。

プロフィールを読むと、十三歳で沖縄を訪れて「楽園」というテーマを見つけ、以来
世界中を撮り続けてるんだそうだ。
haibisutori.gif

ユネスコからの依頼で、日本中の世界遺産を写真に収めているとも書かれていた。

その中で、「世界遺産は全て本島にある。」と記されていた。
2002年にユネスコに認定された沖縄の世界遺産は、
・首里城
・円比屋武御嶽石門
・玉陵
・識名園
・今帰仁城址跡
・座喜味城跡
・中城城跡
・勝連城跡
・斉場御嶽(セーファウタキ)

などであるそうだ。こんなに世界遺産持ってる県も珍しいンじゃないか?

写真を眺めているとつくづく、沖縄は南の島だなァ~…と思う。
生活に不便のない、都市に引っ越してきたせいもある。
沖縄に住んでいながら、普段は目にしない風景であった。

でも確かに紛れもなくこの地に存在する風景なのだと思ったら
何だかとっても損をしているような気になってきたがね!
写真の中の沖縄は、素晴らしい まさに「楽園」が捉えられているのです。
なぁにぃ~ 楽園に住んどるんだがね~!日々の生活で忘れるとこだったわ~。
こりゃいかん。保育園とサンエーと家の往復ばっかしとる場合じゃないテー。

実のところ、沖縄にいながらまだまだ 出会ったことのない風景ばかり。
来年は ネイチャー写真家でもあるオットと、自然の中の沖縄を もっと巡りたいなと思う。

と決意を新たにした所で今年も もう残すところ1日。
それでは、皆様 よいお年をお迎え下さい。

投稿者 名古屋おんな : 04:59 | コメント (0)

27.12.05

「…チムシンジが食べたい。」東京帰りのオットが言う。

「チム…何? それ。」あたしにはさっぱりわからない食べ物だわ。

オットは沖縄料理に飢えてるのね。食べたいって言われても 
いったい何を入れるんでしょ。

え?とうがん? …ごめん、ないっ。大根でいいんじゃないのぉ?

黄色い長いニンジン? …それもないッ。買った事、ないっ。島ニンジンってやつだっけ?

それとレバーとゴボウと…豚肉?「てびち」があるけどそれでいい?
じゃあ サンエーいってきまーす。

ナベにとりあえず大根とてびちを入れて、オットに火をみてもらって買い物に行き島ニンジンを見つける。
ゴボウの仲間なんじゃないか?と思うくらい細長いこのニンジン、
なんだかとっても栄養ありそうに見えてきたよ。
あ~このレバー50円だ~安ゥ~ 

うちに帰って材料を刻む。

「このレバー『まめ』とか書いてあるけど見た目レバーだよね?」

「… それ、腎臓。レバーは肝臓だヨ…ふー(←冷ややか) ん?ゴボウは?」

「わちゅれまちた。」

「忘れただとぅ?とうがんは買ってこなかったの?」

「大根があるので…」

「ふ~…これ チムシンジじゃない…。」(←残念そう)

   調べてみると、「チム」とは方言で肝。「シンジ」は、煎じる と言う意味があるそうで

  <豚肝煎じ汁>ということになるらしい。

  沖縄では、特に病人の滋養食として、病気や体力がない時にクスイムン(薬)として
   おかあさんやおばあちゃんが愛情込めて作ってくれるそうだ。

「チムシンジじゃなかったらなんていう?このごった煮。」

「ん~  チムドンドン?」 どんな意味だっけ… 心臓バクバク?それともワクワク?

timusinnji.gif


投稿者 名古屋おんな : 15:32 | コメント (0)

21.12.05

オキナワは風の強い日が続いています。
こんな日に観光にきちゃった方はきっと な~にィ沖縄って寒いじゃん!と思われるかも・…。

あ~ 冬が来たんだなーとやっと思えるようになってきた。
しかし沖縄の人が「寒い」と言うのを聞いたことありゃせんのだわ~。

「冷たい」ならよく聞くんだが。「今日は冷たいね~」なんて使います。

こんなに風の強い日はさすがにコートなんか着たいなあと思う。でも家の中は暖房なんか要らないんじゃないか!?と思っていましたが お店ではちゃあんとした季節商品で、暖房器具コーナーが設けられているが、使わない期間のほうが多いので自分は買おうとは思わない…いやなくてもなんとかなる範囲の寒さといおうか。
本当に寒いのはホンの1~2週間程度じゃないだろうか?もっと短いかもしれない。
去年は暖房をつけずに過ごしてみた。
見掛ける限りでは電気暖房機が使われてる様子。
沖縄の人って灯油はあんまり使わないのね… 

移住も1年過ぎると体が気候に合ってくるものなんだと良く言われる。
二年目からは寒く感じるらしいんだわ。
以前、旅行で初めて冬に沖縄を訪れた時 なんて暖かい所なの~と感動したが
毛糸の帽子をかぶってるおばあちゃんを見掛けた時、ココに住んじゃうとこれでもう寒く感じちゃうのねと思ったものだ。この時期になると毎年鼻水タレタレのウチの子供達であったがオキナワに来てからは、そんなこともなくなった気がする。

そんな中、とうとう帰ってきました。

otousan.gif

我が家のお父さんである。
沖縄に越してきてから半年ほどでお仕事のお声が掛かり、九ヶ月間東京へ行っていたのだ。

長かった。心細かった。気楽だっいや寂しかった。過ぎてみればあっという間だったかな 
久しぶりに見るダンナ様は体重が減って、白髪が増えてる…。全身全霊でお仕事したとその姿からお見受けした。たいへんお疲れ様でした!
子供達はもう大騒ぎだて!また一段と我が家が賑々しくなったわ~。

    さあ! オキナワ四人暮らしが始まるがね!!

投稿者 名古屋おんな : 14:20 | コメント (0)

12.12.05

先日、義母から電話が有った。

「あした ウルトラマンが来るから 子供なんかにみせるといいいさ~」

なんでもラジオを聞いていたら具志川のジャスコにウルトラマンが来る、と宣伝していたそうなのだ。
子供らは話を聞いて「いく!いく!」とい大はしゃぎなので 出かけてきた。

その日は雨だったが義母の住む沖縄市から、義母のいうまま(道わかんないから)車を走らす。
「はいはい早く歩かせて~早くしないとウルトラマン来るよ~ そこの車、お願いどいてちょうだ~い」

…オキナワでは車運転することを『歩かせる』と言うのだ。歩くスピードではないだろうに。

「そこ右さ~ ちょっと入ってごらん」「…ここはホームセンターよ お義母さん。」
「は!なにいってるの!リーリとラッキーなんかの洋服買うんだよ~!」

飼い犬2匹のチワワのコトである。

「あんたなんかはココで待ってなさい。パ~っと見てくるから。」 主導権、完全に握られ(道わかんないから)…チョイと悔しい。
仕方がないので車のフロントガラスに落ちて来る雨をしばし眺める。

まもなく「いいのなかったねぇ~…」と戻ってきた。

「はい!早く行くよ~!もうやがてウルトラマン来るよ~!はやく歩かせて~!」 

…寄り道しなければもっと早く着くと思う。

イベント広場には小さな舞台があり、ぎっしりベンチが置かれている。まだ始まらない様子だ。「ウルトラマン、こないさあー!」と息子は待ちきれなくてそのうち横のゲームセンターの方に興味がいってしまった。「おかあさんゲームやりた~い!」と飛び跳ねている。
「まちがってたのかね~これでウルトラマン見せられなかったら子供なんかどうする?どう言い訳する?あいえな~も~」とベンチにどっかり座りこむ義母。

そのうち、後ろからひとりのおばぁが声をかけてきた。「あのう…ウルトラマン来るんですよね?」孫を連れて来ているが いっこうに始まらないので不安になった様子はこっちも同じだ。
業を煮やした義母は「あんた!聞いておいで!早く!」で、私走る。店員さんに聞いてみると場所が違うという。一つ下の階に下りながら
「は~っ!ウルトラマンもう来てるって!早くおいで!」と義母がせかすと「いく!いく!」と再びまた大しゃぎの子供を走らせて 教わった場所になだれ込むと…

ん?舞台、ないじゃん。
なんか様子が違うぞ。4人掛けのテーブルなんか置かれてて青いジャンパー着たお兄さんが何人も立ってる。何々?光フレ○ツに入ってるかって?あ はい アンケートね。ココのテーブルで書くのね。
で ウルトラマンはドコに?

どうも書かないとウルトラマンにありつけない様子だ。ウルトラマンを見せるためだ がんばろう。

光回線で、光の国からウルトラマン… か。なんかやっとかみ合ってきた。

そんなわけで開催されたのは『ウルトラマンと握手会』だった。

アンケートのお礼にウルトラマンの缶バッジをもらい 並べば限定100名様までポラロイドで一緒に撮影してもらえるということだった。

当然、並んでみるがね。

周りは、みんな2・3歳の小さな子供連れの家族が殆どだ。自分の意志でひとりで並んでる子供はおそらくいないだろう。

ウルトラマンを見せようという親心がひしひしと伝わってくるのであった。
kansou.gif

「よかったさ~ウルトラマン見せられて~ …なんだか 疲れたねぇ 何でかねぇ…」
「私も… 写真も撮れたし、帰ろうか お義母さん」
「帰ろうねぇ なんだか熱いお茶が飲みたいねぇ」

責任は果たした。戦い終って日が暮れた。車の中で子供らはすぐ眠ってしまった。

投稿者 名古屋おんな : 12:26 | コメント (0)

07.12.05

ごみの出し方変わるゾ~ウ♪12月から変わるゾ~ウ♪
…那覇市のごみの出し方が12月から変わった。CMキャラクターはゾウである。

那覇市の<プラスチックゴミ>は今まで「燃やさないゴミ」として出していたけど、
今月からは『燃やすゴミ』になるのだ。
そして 今まで燃やしていた<草木>が『資源ゴミ』になるという。
…オキナワは気候がいいので草木の成長が早い為、頻繁に出るゴミなんで 
これは使える!ってコトで資源になったのでは? なんて考えてみる。

名古屋から引っ越してきて真っ先に思ったのは、え!ゴミってこんな出し方でいいの!?と言うことだった。

たしかに最初は「こんなものまで分けなきゃいかんの!」と大騒動だったが
やってみれば習慣になるものである。

例えば<三個セットのプリン>を買ったとする。と…
・包装されてるビニールはプラ(資源)ゴミ
・土台の紙は紙(資源)ゴミ
・プリンのフタになる銀色のペラペラは燃えないゴミ
・プリン本体の容器はプラ(資源)ゴミ
 
 と言うあんばいであった。

また、ヨーグルトなんかの容器に小さく「紙」のリサイクルマークが表示されていたら
きれいに洗って潰して「紙ゴミ」として資源ゴミにしていたのだ。
最初は、どえりゃぁ~めんどっちぃのなんので、しかも分別するのに結構なスペースが必要だった。

住民の意識に馴染んで習慣になる所まで、引っ張って来るのが大変だと思うが
分別、やって!って言われれば…あたしゃ、やるよ!やったるって!

それにしても、那覇市の指定ゴミ袋には 燃えるゴミのことを『燃やすゴミ』
燃えないゴミを『燃やさないゴミ』って表示されてるんだがね~ 

ついでに言うと人々は「ゴミ」のことを『チリ』って言っとるし。
gomi.gif

義母に「これチリ箱に入れて!」なんていわれると つい
「は~い。このゴミをゴミ箱にねっ」なんて意味もなく対抗しちゃったりして。ホホ

「燃える」っていうと何だか受け身で「燃えちゃったね~」という感があるが
「燃やす」って能動的。「燃やしたるぞ!」って意志のあるゴミ出し…だったりするのは、県民性の表れ?

投稿者 名古屋おんな : 12:53 | コメント (0)

03.12.05

夜が更けて、島義母と義妹の2人が海へ貝拾いに行った。
娯楽の少ない島で義母はここぞとばかりに大はしゃぎで、そのはしゃぎっぷりがカワイイ。

二人を見送り、息子を外に連れ出す。
「ちゃんとお片付けをしようね、テレビ見ててもお返事をしようね、ごはんは残さず食べようよ…」などと
ひとつひとつ確認しながら、いけなかったところを認めさせた。
けど「おかあさん ごめんなさい…。」とは言うものの 明日になったらきっとまた忘れて同じコトの繰り返しなんだに!わかっとるて。
母に程よく殴られ、明日はどれくらい頭に残っているだろうか。

夜中に二人が帰ってきた。
「楽しかったさあ~!!」 と島義母が笑いながら収穫したものを見せてくれた。
タライいっぱいの貝、タコ数匹と小さな巻貝。この辺ではアサリの様に取れるという。汁にするといいだしが出るんだそうだ。
「こんな楽しみもないと ここではやっていけないさぁね。」
タライの貝は浜で海水のまま茹でられ、良い塩加減に仕上がっている。竹串でくるりんと身を外して
冷凍しておくんだそうだ。「これやると 手がかゆくなるさ~」と 楽しそうにくるりんしている。
「今度、私も連れていってね~!」

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持って帰る洋服を洗濯し、屋上に干しに行った。朝、忘れずに取りこんで朝便で出発だっ。
明日も晴れるだろう、夜空には満点の星だがね~。 流れ星をひとつ、みた

投稿者 名古屋おんな : 01:00 | コメント (0)

02.12.05

民宿の厨房では、「てびち」が火に掛けられ 水につけてあったコンブは縛り昆布にして
「トーフは焼こうねぇ」と、島豆腐はキレイに三角に切られ油でジュワっと揚げてこんがりキツネ色に。
たまごは茹でられ、プリっと殻をむいて み―んな大鍋の中に放りこまれた。
「こっちのおでんは簡単さぁ あるものでやるから。」

義母と大鍋をみつめながら昔話を聞く。
「民宿をやる前は 生まれたばっかの娘を背負って作業(土方)をしていたさぁ。ツルハシ
振り上げた土が背中の娘にかかってさぁ 土食わされていたねぇ あっはっは」
笑って語ってくれる島義母である。しかし沖縄の女性は何でこんなに働き者なんだろう…
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コトコト煮ること3時間。「味してごらん。」と出された飴色に染まった大根。煮汁を吸ってつややかにふくらんだ縛り昆布、ふっくらギュっと煮汁を閉じ込めた揚げ島豆腐。
てびちのダシと油が具に染み込んで、それぞれみーんなうまいっ!
豚のダシって どえりゃ~うみゃあ~んだがね! か...帰らなくて良かった!!

その夜はお腹が破裂するまでおでんを食べ、新鮮な刺身をいただき、
島義母も義妹も「おいしいね」「食べすぎたねえ」といいつつ「もう少し食べよ~♪」と箸がのびて、
とっても幸せな楽しい晩餐となった。
ああ おいしい食べ物は人を幸せにするんだなー。
ほこほこと優しく、夜は更けていった。

投稿者 名古屋おんな : 00:37 | コメント (0)