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2006年07月01日
陰と陽

屋形船で沖縄の松島と呼ばれる羽地内海へ出発!
社員旅行のゲストを連れてのんびりゆったり船出した。
午前中から午後にかけておなか一杯楽しんでいただいたメンバーは、船の中でガイドさんの語りを聞いたり、カラオケしたりとまだまだ余力があって盛り上がっていた。
そんな中、船の外側で景色を見ようと船尾にでて、そこに副船長がいたので「こんにちわ」と挨拶をした。
年のころは60代、ふくよかな感じの副船長はそれまで気づかなかったのだが、なんと目が青いではないか。
ただ、その青さは部分的に青く、仕事柄長年紫外線を浴びて、そうなったような感じを受けた。
何故そうなのかと聞かれても彼の歴史を物語る顔やその表情からそうとしか思えなかっただけなのだが。
ポツリポツリと話し出す彼の話しは、重みがあり強い意志を感じるものだった。

実は、この羽地内海のある島には昔、ハンセン病患者が移り住んで生活をしていたという話しを聞いたことがあったので、思い切って話をふってみた。
彼の真っ黒い顔は、一瞬悲しみの顔になりその後怒りの顔に変わってきた。
それは、ハンセン病患者がひどい仕打ちを受けてきたことで浜辺に仮小屋生活していたり、焼き払われたり、村から追い出されたりとそういう話で悲しい顔つきになった。
そして怒りの顔になったのは・・・
追い込まれるように屋我地のある無人島に逃げ込み水も夜な夜な船で民家へこっそりとりに行く生活が続いたらしい。そしてなんと、いまだにその島に患者たちの遺骨が残されているということであった。
「国も、県も放置してきて遺骨の回収すら未だ全部できていない。石碑があったが流された。ほんのちょっとの予算でできるのに・・・」という内容であったと思う。
思う、というのは方言交じりの話しであった為自分の理解が不足している可能性があるからだ。

それにしても、いまや沖縄は観光立県として毎年、550万人が楽しい想い出作りに来県しているかたわら、戦争をはじめとする過去の歴史が沖縄県のいたるところで起きて、ちょっと悲しいことが多すぎる島だよね。
ほんの少しでいいから、過去の歴史も振り返って後世に話してくれるゲストが増えると、っておじさんは思うのでした。
これからは、その島を見るたびに冥福を祈ろう。
太陽ギラギラの元で、少し考えてしまった一日でした。
投稿者 : 2006年07月01日 15:04
