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2006年01月23日
オーシッタイマラソン


やっぱりというべきか、沖縄もまたまた寒さがぶり返してきた。
つい数日前までは、少し動くと汗が出る陽気だったので、変だな~と思っていたからだ。
昨日は、やんばるのなかでも大好きな場所の一つ、大湿帯という村でマラソン大会が行われた。
村に住んでいる人は確か20家族前後で30数名の小さな集落である。
また、沖縄で一番最後に電気が通ったところとして石碑があるのだ。
しかし、このマラソンには沖縄中からランナーがやってきて今回も250名ほどの参加者と応援やボランティアなどですごい賑わいを見せたのである。
しかも、今回は第16回目ということは16年も続いている伝統のマラソンになっている。
今回自分は、ボランティアで仕事柄、救急要員を頼まれたのだが、実は昨年よりうちの息子が子供の部でランナーとして参加し、昨年2位、今年は念願の優勝に輝いたのである。
ここのマラソンがおもしろいのは、本当に大自然の中を走れること。そして上位入賞者の商品がいまどき素晴らしいのだ。
まず、メダルは焼き物(写真)でこれも、村の陶芸の先生の手作り品。
また、副賞は、村で取れた梅酒、ジャム、藍染、タンカン(みかん)・・・などなど全て村の産物であることだ。
その上、昼食はシシ(いのしし)鍋・・・これもまたうまい!これを食べる為に参加する人もいるぐらいだ。
そんなわけで、名護のやんばるのマラソン大会は手作りの雰囲気や味が出ていい感じなのだ。
周囲には大湿帯の名物梅並木があって既に咲き終わった後だったので、名護の名物、日本一早い桜をパチリした。この様子だと2月上旬で散ってしまうかな。
散るといっても花びらが散るのではなく、花ごとボトンと落ちるので、内地のような風情はないんだけどね。
本当にいい気持ちで一日が終わった・・・と思って家に帰ったら、市長選挙の結果が・・・あ~あやっぱりか、って感じ。
基地は嫌だけど、仕事(=お金)が大事だからね、と言う人が多いんだろうね。
行政がもっと本気で環境回復の為の仕事を確立するとかしないと、市民レベルはまだまだ目先のことを優先するしかないんだろうけど、悲しかったな。
自然の中で純粋な人たちとの触れ合いを楽しんだ後に、戦争の手助けをし、環境破壊を推進する政治の方向性を考えて、だんだん沖縄の人たちも内地の文化に染まっていく怖さを考えた一日だった。
逆に大湿帯の住人のほとんどは内地の人が古きよき日本を再現し生活しようと集まってできたんだもの。
結局、人は一通り経験しないとわからない動物なのかな。
プロシアの宰相ビスマルクの言葉を思い出す。
経験から学ぶものは愚か者。歴史から学ぶものは賢者なり、だったけな。
投稿者 : 2006年01月23日 19:50
