2005年11月28日
イルカの目

以前うちに勤めていた元スタッフが遊びに来てくれた。9年間の永い間コツコツと勤め上げ、次はイルカのセラピーをやりたいとのこと。
ちょうど、近くにイルカのセラピーや調教をやっているところがあったので彼女を連れていってみた。
色々知り合いもいたので1時間近くイルカについて話を聞くことが出来た。
ずいぶん前に、かのジャック・マイヨール氏が書いた本の中で、「イルカは地球のことを全て知っている。」そして「鯨は宇宙のことを全て知っている。」という内容のことを書いていたことを記憶している。
それ以来、自分のイルカに対する考え方が変わった。イルカは人間のこともよくわかっているんだ。だから、自閉症をはじめとする精神障害の人間に対し、問題を見つけ回復させることができるのではないかと勝手に解釈している。
科学的にはもっと違う見解があるのだろうけど・・・。
とにかく、同じ哺乳類として彼らを見たとき、その「目」に感情を感じる。その目でしきりに陸上の人間を見ようとしている。「クッククククククククク・・」という独特な泣き声は、時に嬉しそうに、時に物事を諭すようにも聞こえるから不思議だ。それも、目の表情が微妙に違うように思えて仕方がない。
「目」って、人間同士でもコミニュケーションとして非常に重要な部位だ。
目を見て話せ、とか目が笑っている、とか目がうそをついている或いは目が欲しそう等など・・・。
とりわけ他の生物に比べ、哺乳類の「目」は知性や感情を感じずにはいられない。
その晩、元スタッフと食事をした折、過去の話や未来の話をしていったが、ひとつ非常に印象に残ったのは、彼女の「目」であった。
あれから9年も経つのに入社してきたときと同じ「純粋で素直」な「目」をしていた。
その目を見ると、その間紆余曲折あったろうに、信頼して業務を全うしたことへの感謝がわいてきた。
そして、これからの彼女の大きな目標に対し、本当に成功して欲しいと心から思えた。
イルカと彼女の「目」、どちらもキラキラしていた。
2005年11月23日
キャンプシュワプ

県外の人で辺野古ってどれぐらい知っているだろう?
普天間基地の移設先って言ったら「あっそれなら聞いたことある」って感じかな。
最近、県外から来た方に話しても、案外知らない人が多いのにびっくりした。
日米の政府レベルで合意したって言ってるが、今回は辺野古沖合いから沿岸になったことで色々な利害関係の中、一応県も市も反対声明を出している。(中身は若干ニュアンスは違うのだが)
写真は、辺野古のビーチからキャンプシュワプを鉄条網越しにみたところ。ちょっと汚く見えるが鉄条網には祈りや願いが書かれた布が本当にたくさん結び付けてあるのだ。
もし、今回この合意を市民の反対があるにもかかわらず押し切ってしまったら、これはもう民主主義とはいえない。どっかの将軍様のいる国と同じだ。
政治に利用されて、環境破壊はもちろん人殺しをする戦争へ送り込む基地を積極的に応援することを、どういう風にいったら子供たちに納得させられるのだろう。
政府は地元とじっくり対話をし、納得してもらえるような内容を話すっていっているが、つまりは地元に大きな人参をぶら下げるつもりだろう。
あと、100年いやもっと短い時間で、1000%今回のことが馬鹿げた政策だったこととして歴史に残るだろう。
先進国でいまだに環境破壊して箱物作りしているのは日本だけだ。
先日、この辺で泳いでいた米兵でさえインタビューの質問に「ここが基地になることは残念だね」って言っている位だ。
最近の政治家さんたちは「理想ばっかり言っても現実は・・・・」っていう人が多くなった。
日本や世界の理想を実現するのは国を作る人たちでなければ誰が出来るのって感じだ。
理想を実現する為に国のリーダーは必要なんじゃないかと思う。
今、理想を実現しようとしている人たちは、身銭を切って自費で駆けつけ政府と戦っている。
政府は税金を使って市民を押さえつけ心身を苦しめている。
今回、辺野古のことや海をより知ってもらいたい為、希望者を募ってボートダイビングをすることにした。
下記のような反対活動に使っていたボートや和船が中心だ。
これも、辺野古の協力してくれる方々のお陰だ。
出来るだけ多くの人が海を、基地を見て欲しい。
ジュゴンも生息するこの海を本当に埋めていいのか?
未来の人類に残さなくていいのか、考えて欲しいね。

2005年11月19日
懐かしのコンバット!
ここのところ、曇りがちでそぞろ寒い日が多い沖縄です。とうとう長袖シャツの上に薄手のジャンパーを着て外出するようになった。朝の外気温20度、これって内地じゃあったかいんだろうけど沖縄の気候に慣れると「寒いね!」が合言葉になるくらい寒いんだ。
さて、最近のささやかな楽しみは衛星放送(何故だか頼んでないけど観れる。大家さんのサービスかな?)で、あの懐かしの名作戦争TVドラマ「コンバット」が再放映されている。
自分と同年代ぐらいの方はご存知だと思うが、もう40年は経過していると思う。小学生ぐらいで毎週見ていたので(しかも白黒時代)、アメリカ軍は正義の味方、ドイツ軍は敵という構図で観ていた。
そのころは子供心にサンダース軍曹(主役ビックモロー)のワイルドさや優しさ、ものの考え方などに共感していたと思うが、今見ても戦争映画なのに明確な人間ドラマであったことがはっきりわかる。
かといって、人間ドラマにありがちな経費を削った感じではなく、戦車、装甲車、兵士の数、爆破シーンなど半端じゃなく、映画並みに演出していたところが今見てもすごいな、と思うのである。(当たり前かもしれないがドイツ軍はいつもドイツ語をしゃべっていたのも印象的だった。TVドラマだと普通はそこまでしないからね)
毎回のタイトルも「あるドイツ将校」「我が心との戦い」「勇者の機関銃」「父と子」「一枚のレコード」etc内面的な価値観の高いドラマに仕上がっていることが想像してもらえるのではないだろうか。
思わずジーンとくるものばかりで、最近はちょっとお目にかかれない大作だった。
主役のビックモローは、自分の記憶が正しければ、「トワイライト・ゾーン」の撮影中にヘリコプターが頭上に落ちてきて亡くなったと記憶している。・・・そう、今はもういないのである。
あのテーマソング、ナレーション、そして吹き替えの田中信夫氏等いくつも最高点をあげたいかっこいい作品だ。
白黒でも思わず見入ってしまうこの感動作を、多くの人に是非見てほしいものだ。
たぶん今だったらサンダース軍曹は「一番上司にしたい人NO1」ってところかな。
とにかくものすごくいいんで衛星放送見れない方は、ビデオ・DVDなどで是非是非ご覧あれ!
2005年11月16日
同窓会カヤック
ここ2~3日ようやく沖縄も北風が少し冷たく感じ始めた。といっても日中は26~7度の夏日なので、車の中はクーラーが必要だ。
さて、昨日はある中学校の同級生が沖縄の恩師を訪ねてカヤックを楽しんでいただいた。
毎年そのグループで集まって旅行をしているそうなんだけど、年齢から察すると実に30年ほど経過していることになる。
生徒さんが全員女性で先生が男性という顔ぶれだったがみんな本当に若くて元気だ。
カヤックも当然元器械体操部のメンバーなので、運動神経がよかったためか比較的スイスイと乗りこなしてもらった。
ここで、ふと我にかえった。
というのは、自分の同級生の女の子に今あったらどんな気持ちなのかなって。特に憧れを抱いていたあの人は今どうなっているんだろう。思い出の中ではいつまでもあの当時のままなんだけど、やっぱり同い年ってことはすごいことになっているんだろか。まあ、お互い様なんだけど・・・。
そのことを、今回のメンバーにぶつけてみた。そしたら、先生の一言・・・
「会うのは、やめたほうがいいよ」であった。そりゃそうなんだけど、こうきっぱり言われると、かなり変わるだろうとわかっていることを、さらに強調されたようでなぜか変な気持ちになってきた。いけないことだとわかっていても、そういう風に言われると、まるで魔物か妖怪をイメージしたのは想像力がたくましすぎたのかな。
昔の憧れの人よ、失礼しました。そんなことないよね。でもたぶん近所にいらっしゃるお母さん方の一人という感じなんだろうな。
それにしても、今回の皆さんはお世辞抜きに実際の年齢よりは10歳ほど若い方ばかり。
ある意味で、世間でもっともパワーのある年代かもしれない。
久しぶりに思い出させてくれた。”精神年齢はいつまでも若くいたい!”。
そして永遠のテーマ”ダイエット”に再度挑戦だ!!
2005年11月12日
時間と自然

昨日の天気予報では、沖縄は「晴れ」であったので、安心していたのだが本日はあいにくの曇りであった。
というのも、今日は修学旅行が体験ダイビングとイノー(礁池)解説&スノーケリングで受けさせていただいたから晴れて欲しかったのだ。。
場所は、崎本部と瀬良垣の両ビーチで自分は後者の配置を請け負った。
イノー観察ってご存知だろうか。沖縄の海岸線は、サンゴ礁の浅い部分のインリーフと、サンゴ礁からいっきに落ち込んだアウトリーフからなり、前者をイノーという。(結構大雑把に言って)
このイノーをウチナンチュ(沖縄人)はとても大事にしていて、海藻をはじめとした魚介類の自然の恵みを受け、生活に密接に結びついた場所として位置づけられている。
このイノーを解説した。しかし・・・解説にうなづく生徒、ぜんぜん聞いていない生徒、水につかり早く泳ぎたがる生徒とてんやわんや気味だった。特にうちのもう一人のスタッフはグループコントロールにミスって文字通り「クモの子を散ら」していた。・・・「ひでぇ~なぁ」と遠くから見ていたがあとのまつりだった。
仕方がない。スノーケルではもっとコントロールを!って合図をしてスノーケリングに移った。気になったのでそのスタッフのグループも見ながら泳いでいたが案の定、途中フィンがはずれたのを2度確認し教えた。
透明度がよかったのですぐに見つかったが、下手すると見失ってもおかしくなかった。
結局、自分と彼の二チームをコントロールした形で無事終了。
生物の尊さや、役割、循環、地球環境の大切さなど伝えたかったがどこまで伝わったかは???
自然を体験させ、そこから本来的な生き方に気づくように持って行くのが自然解説だと心得ているが、どうしても旅行計画に沿って実行を余儀なくさせられるので生徒たちにはちょっと可哀想かな、って気もする。
いつも違った顔をし、時間に束縛されない生き方をしている自然界に、人間の「時間」という尺度をあわせようとするのはいくらか難がある。
しかし、我々プロはそれを承知の上で請け負うので、時間通り見せていくという矛盾を抱えながら知恵を絞って、来て頂いた皆さんにはもれなく喜んでいただければと思っている。
本日は、午前中にイノー観察とスノーケルを希望されてきたが、今日という日が午前中に干潮がこなければイノー観察は無理だったこと。そして干潮の中では透明度の良いスノーケルは期待できないという2つの相反する計画を今日の日に全てうまく出来たことに、感謝したい。
誰にって?もちろん・・・
感謝!

2005年11月09日
初体験
何が初体験かって?まさかこの年で・・・そりゃないよ!(聞いてないってか。申し訳ない。)
実は、もう3ヶ月ぐらいずっと左肩が痛んでおかしいので、最近整骨医院に通っている。
といっても今日で3回目。
前回の2回はマッサージと保冷&保温、そして特殊な下から泡が出るウォーターベッドの治療であった。
これはこれで徐々に良くなった感じがしたのだが、今日はなんと、人生初の針治療だった。
何だ大げさな、というなかれ。こうみえても今まで病院にはあまり縁がない上に、親からもらった大事な体には手を加えないことにしている。
自分の体には異物を入れることを拒んできた男だ。ピアスはもちろん、めがねも遠視だけどかけない。ちょっと関係ないかもしれないけど、指輪やネックレスもだめなのよね。常に生まれてきたままでいたいひとなんだ。
だから針を自分の体にいれるなんざ、ず~と考えてもみなかった、ってわけ。
痛いからっていうよりも、本来体の中にないもので治すことに抵抗があった。
注射は瞬間だけど、針は数分入れっぱなし。当然注視することができないので、今回のパチリはなし。
しかし!よく効いた!痛みがなくなり肩が軽くなった。病みつきにはならないけど、見直したよ。
それにしても、ここの先生、いい人なんだ。
東洋医療って前から関心があったんだけど、人の心をよく観察してるって言うか感じ良いんだ。
西洋医学もいいんんだけど、どうも部品交換的な感じがあって悪くなったら、その部分だけを治療し手術し、薬を投与するやり方が積極的になれないんだな。
東洋的治療って体全体のバランスを考えるので左肩のある部分が悪いのに、もっと広い範囲の筋肉の緊張をとったり、強化したりして本来の体にしていくというのが自分には向いている。
とはいっても、緊急的な治療は西洋医学が早く対応できるので、両者をうまく使うのがいいんだね。
そしてこの医院のすごいところは、治療費が安い!こんだけしてもらって、なんと350円!医院にはジムもあるのでそのうちそちらも使ってみたい。
お勧めの治療院だ。関心の有る方はご連絡いただければお答えできます。
それでは・・・
2005年11月05日
身障者ダイビング

今年の沖縄はいくら沖縄でも暖かすぎる感じがする。異常気象といわれ始めて結構たつので、みんなそれに麻痺しているようだが、現実に地球上では様々な天災が起こっている。自然界のちょっとした異変にはいつまでも敏感でいたいものだ。
さて、今日は北海道より足の不自由な年配のご婦人とご主人が行きつけのダイビングショップの女性オーナーとみえられた。
以前にも身体障害者のダイビングをサポートさせていただいたことがあるがお会いしてお話しするまではサポートの計画は難しい。
エントリー(入水)方法は?、潜降地点は?水中での支え方は?タイミングは?・・・
でも、天候にも恵まれまだ夏のイメージを残す、暖かい沖縄の日差しの中でリラックスしながら
それらを解決できた。
特に今回良かったのは地元沖縄のある方が開発した水陸両用の「チェアボート」が活躍した。
砂浜から海岸、さらには水面を沖までいける優れものだ。
そしてご主人の明るさ、屈託ないおしゃべりと優しい気遣い。
その上、全幅の信頼を寄せるショップ女性オーナーの献身的なサポートで快適なダイビングを楽しめた。
日頃健常者とのダイビングが多い中、こうして身障者のお世話をするのは本当に新鮮な感じだ。
というより、さわやかな感じが強く残る。
たぶん、お互いに本来的な関係になっているから心から気持ちいいのではないだろうか。
感謝の気持ち、謙虚な気持ち、人の為に尽くしてあげたい気持ち・・・全て人間が持っている本来あるべき姿なんではないかな。そしてお互いの立場での心地よさを実感する、とでもいうかとにかく本当にいい感じであった。
もちろん夜は酒盛り。
日中のダイビングを酒の肴に家族や趣向、考え方など内面的な話まで及んで昨日まで知らなかった他人がそう感じられなくなるから不思議だ。
なんか、ご夫婦を見てると故郷の母親を思い出した。
いつまでも元気でいて欲しいなあ。
今回もいい出会いに感謝!
2005年11月03日
外人さんとのスノーケリング

今日は、イギリスからお越しのゲストとシュノーケリングを楽しんだ。とはいっても奥様は日本人。だから特に英会話はわからなくても何とかなったが、天性の知ったかぶりっこというか、親切心というかとにかく知ってる単語だけ使って少しサポート。
お二人ともダイビングの認定を受けているということで海への不安感はなかったので、出来るだけ長く海を楽しんでいただいた。
今日の遊びのテーマはクマノミツアーにしてみた。沖縄でよく見れるクマノミはだいたい6種。クマノミ・ハマクマノミ・カクレクマノミ・ハナビラクマノミ・セジロクマノミ・トウアカクマノミ。そのうち今日のポイントには前述の前から4種類が生息する。無理すれば5種類になるのだが・・・かなり沖合いなので無理はしない。
写真のカクレクマノミ、映画「ファイティング ニモ」で有名になったあれ。そのお陰で沖縄中のカクレクマノミが激減したというのは有名な話だが。
それはさておき、今日の外人さんは本当はどんなものが見たいのだろう。今までの経験から言うと、やはり大きい魚が大好きだ。サメ、亀、ナポレオン・・・。余談だが、以前ダイビングで岩壁のやや小さめの穴を覗き込んでいる数人の外人ダイバーの横を通り過ぎようとしたところ、急に振り返って俺の腕をむんずと掴まえたかと思うと、カメラを見ろという感じで、顔の前に出された水中カメラのディスプレイをみるとサメがしっかり写っていた。その名をホワイトチップリーフシャーク。
あの小さな穴に3~4人が首突っ込んでそのサメを見ているのだった。まっ、ネムリザメともいうのでそれほど気性は荒くないが、相手も敵対行動と感じれば何をするかわからないのが自然界だ。常にアドレナリンが上がらないと気がすまないのが西洋の方なのかね。まあ、エネルギッシュなんでそこがいいんだけどね。本当に好きなんだよ、大きいのが。
そんなわけで、外人さんが大物を探しているのはよくわかったが、ここはビーチからすぐの砂地のポイント。あまり大きいのは少ないんだよね。水中をキョロキョロして少しでも魚影が大きいと一目散に追いかける感じは印象的だった。でも、透明度、魚の多さ、色の鮮やかさなどで喜んでいただいたと思う。クマノミの可愛さは奥さんには十分伝わったみたい。
最後につい?口をついて「How do you feeling?」といったら「よかったよ。ありがと。」って。まいった、まいった。
本日も快晴、水温26度、視界も良しでイギリスにいい思い出を一杯持って帰って欲しいね!
