ゆうすけワールド|ウチナークリエィター

2007年09月16日 00:00

ゆうすけワールド

※ゆうすけさんは、現在、ご紹介時の『NPO法人バリアフリーネットワーク会議』を離れています。

ブログは「ゆうすけブログ保管箱」で読むことができます。


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「3歳の時にリンゴの絵を描きました。」

子供の頃から絵を描いていたのですか? と訊ねると、
先日22歳の誕生日を迎えたゆうすけさんは、そう答えてくれました。

沖縄市はコザ十字路にある商店街、銀天街の中に
『NPO法人バリアフリーネットワーク会議』の事務所があります。

パソコンで描かれたゆうすけさんの絵が印刷され額に入れられ、
ここの事務所に並べられています。
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彼を支援する下地さんがゆうすけさんの絵に出会ったのは本当に偶然。

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6年前、許田の駅のゴミ箱に捨てられていたゆうすけさんが描いた、
魚の絵を拾ったのがきっかけでした。なぜ、拾ったんですか?、と聞くと

「とにかく色に惹かれて。」

現在、彼はパソコンでイラストレーターのソフトを使用して絵を描きますが、
例えば描こうと思う直前にテレビやインターネット、
新聞などから得た情報にインスピレーションを働かせて
特にコンセプトなど意識しないで、自由に描き始めると言います。

とにかく自由な構成・配置・配色の各作品。

「この作品のタイトルは?」という質問に答える彼ですが、
おそらくその瞬間にそう、と思ったのか(ちゃかされていたのかも・笑)、
以前のタイトルと違う事を言っているそうです。

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でもタイトル、とか言葉に縛られなくても良いのかもしれない。

彼の世界観は、この絵の中で表現するものだし、と思うのでした。

これらの作品は完成、ではなく、月日がたって、
思い出したように新たにパーツや色などを加えることもあるそう。

常に進化、しているのでしょうね。

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先日はオランダで個展が開催されました。

オープニングではエイサーの格好をして賑わし、
作品の計75点のうち58点は(一応)完成されたものの展示。

残りの作品は、展示場所でのライブ・ペインティングをして
その絵の経過をお披露目したそうです。

そしてこの個展のニュースは新聞の1面を飾り、会期は1週間延期になったそうです。

オランダでの開催中に足を運んだ多くのお客様には心理学者の方などが見えたそう。
子供の頃、多動があり自閉症という病名がついている今の彼。

医学とアート、がどう結びつくのか、その有効性や生活やリハビリのプログラムに
日本でも研究はされているようですが、ゆうすけさんの絵が本当に外国の方に好評で、
と話す下地さんの話を聞いて、日本ではどうなんだろう、
これは県内だけではなくもっともっと認知されるべき? という感でいっぱいになりました。

今回、なぜゆうすけさんを紹介しようと思ったかは、下地さんの言葉とまったく同じ理由。
その独特な感性を持った色使いに惹かれたためです。

ぜひ県内外問わずたくさんの方に彼の作品を見て欲しいと思いました。

国内ではこれから障害のある彼が自立できるよう様々な準備をしているそうです。
また、彼の作品で近日では、岡山市立市民病院で見ることができます。

■アート・プログラム in 岡山市立市民病院展 Vol,2

2007年10月29日(月) ~ 11月23日(金)

●アート・プログラム
http://artprogram.blog107.fc2.com/

●Galeria Punto
http://www.galeria-punto.com/

そして、同じく10月下旬からはスイスでの個展も予定されています。


ゆうすけブログで紹介されているプロフィールの中に

「手法や技法は永遠にない。誰も探す事の出来ない世界の中で理解を求めずただ描く。」

という一文があります。

まさにその言葉通り。ブログや機会があればぜひ彼の絵を一度、ご覧下さい。

ちなみに現在、ゆうすけさんが夢中になっていること。
それは壷屋地域の旗持(はたむち)の稽古です。

10月7日那覇市は国際通りで行われる大綱挽の旗頭行列に参加します。

海の中、花、その他の世界観とはまた違う自画像でもある旗頭の絵は、
今のリアルな彼の力強さを感じさせます。

最後にゆうすけさんから一言。
「彼女、募集していますっ!メガネで優しい人、お願いします!」
※ブログでもお約束のコメントです(笑)

『NPO法人バリアフリーネットワーク会議』
〒901-0011 
沖縄県沖縄市照屋1-14-14


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