
宜野座村のちな陶房の焼き物アクセサリー作品は、もう10年以上も前から作られている。
焼き物をしていたご主人と、デザインを考える奥様とお二人のコラボレーション作品。

ハジチをモチーフにした石と組み合わせたストラップやペンダント。
また、ハジチ以外にも宮古島のパーントゥ、琉球古代文字をモチーフとした陶芸のアクセサリーたち。
これら 存在感ある陶器のモチーフにとても目を奪われる。
沖縄や奄美でその昔、女性の手に行われていたハジチ(針突)。
明治の頃、ハジチは女性の手の甲に針を突いて、墨でさまざまな紋様を染めた。
一人前になった証であったり、魔よけだったり、模様には意味がそれぞれ意味があったようだが、
地域によって少しづつ模様や意味に違いがあったり、またハジチ自体することの意味が
ほんの数年ずれただけで、お守りの意味合いが、皆入れてるからといった
ファッション性の意味合いを持つ時代になったこともあるようだ。
(時代が違っても そういう傾向はいつの時代でもあったということか)
さすがに2008年現在、生存する方のハジチを見ることはもうできないと思う。
が、そのハジチに魅せられて、もう10年以上も作品を作り続けているそうだ。
年月を経て甲に描かれたハジチは青い染みになり、風化しそうになる頃、
研究家が各地域のハジチ体験者に話しを聞き歩くようになる。
それでもハジチは「恥なもの」として、一時は声をあげて語られることが少なかったようだ。
しかし話を聞き歩く研究家が文献をまとめあげ、地域のハジチ事情が
記録され、昭和に収集された貴重な記録が本として何冊か残されている。
-娘たちはなぜ痛い思いをしてまでハジチを行ったのか-に奥様の美佐子さんは思いを寄せた。
-痛みから抜ける感覚とは何なのか-
実際にハジチを知ってる方などに話を聞いたり、「青い目が見た大琉球」の書籍の中に
ハジチの絵が描かれているのを見つけ、調べていくうちに作品の案となった。
当時、“青い目から見た”の中にその詳細が残されていたのは、今となっては本当に貴重な資料だ。
ハジチの模様と意味を調べ、現代風の解釈がつけられた数種類の
ハジチストラップやペンダント、パントゥンや琉球古代文字のペンダントは
1,500~3,000円ほどで売られています。

手書きのイラストはかなりリアル!
どっしりとした土、素朴な風合いの焼き物の小さな宇宙にこめられたこれらのアクセサリーは、
沖縄市Colors House、沖縄市インド屋、許田「道の駅」、
宜野座村字惣慶1853-1のちな陶房(宜野座中央公民館近く) などで購入可能です。
TEL:098-968-8376
ちな陶房http://www.miraiginoza.co.jp/chinatoubou.html