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2010年05月09日

エルメス高収益とアジア戦略

フランスの高級ブランド、エルメスによると2010年第1四半期の業績は、アジア市場での売上高が前年同期比44.8%と急成長したという。ただし日本は除く。

世界全体での売上高も同18.5%増の5億770万ユーロ(約595億円)と大きく伸びた。一方、日本市場では同4.6%減。

詳しくはこちら。

大幅な売り上げ増に貢献したのは、何を隠そう中国。といってもだれもがそれを予想するだろう。沖縄でも、アジアからの観光客を見込んだ戦略を立てている。中国語対応が早急に求められる。すでに、相当数の観光客が入域しており、那覇港には客船がひっきりなしに出入りしている。特別に仕立てた観光バスも走り回っている。

この調子でいくと、沖縄県が目標とする一千万人に手が届くかもしれない。いや、それどころか、県や観光産業のやり方次第では、中国人だけで年間二千万人も夢ではない。恐るべき中国パワーである。

ただし、それで良いのか、という疑問は残る。

中国をはじめとするアジアからのお客さんが一番お金を使ってくれるならば、このお客さんたちを中心に観光政策を進めればよい、という短絡的な眼先主義がもたらすマイナス効果も実証すべきだろう。

大量に買い物をしてくれる経済効果の高い新規のお客さんもいれば、沖縄が好きで、休みを調整しながら割引チケットやマイルを駆使して年に何度も通ってきてくれるお馴染さんもいる。

どちらも大切な、沖縄のお客さんだ。

沖縄に来てくれる人を多層的に増やしていくべきであり、過度な偏りは、破滅を招く。これぞ商売の鉄則である。

沖縄は地域ごとに色んな顔を持つ。すなわちそれらは豊富な地域資源であり、かけがえのない沖縄の財産である。さらにいえば地域によって、お客様の層は変化する。

たとえば、コザの町を、台湾、中国の人たちは好まない。なぜならばそれは、彼らにとって見慣れたアジアのダウンタウン的光景である。いっぽう、日本からのお客さんは、コザの濃密なコミュニティにカルチャーショックをいだく。

このように、人を受け入れる場合、それぞれの地域の特徴に基づいて考える必要がある。

なお、エルメスは、中国の購買力によってもたらされた高収益を単純に喜ぶのではなく、バブル期の日本と同じであると捉えている。中国本土に支店を作る計画でありながらも、好景気がいつまで続くのかを冷徹に見据えている。これが世界ブランドというものだろう。


投稿者 masako : 2010年05月09日 14:44

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