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2005年03月28日
沖縄移住とトムウェイツの関係
沖縄に移住するタイプには、トムウェイツ・ファンが多いのでしょうか?
夜遅く、家に戻ろうと自転車を押して歩いていたら、ご近所のパーラーから、あの、独特のだみ声が! おお、トムウェイツだ!
お酒を飲みたくなるような彼の歌に惹かれて入ったら、沖縄に移住した人たちが集まっていました。
私は昔からトムウェイツのファンです。あの、酒とタバコでつぶれた声が大好き。そしたら、日本各地からこの街にやってきた人たちもまた、彼のファンでした。みんな、世代も職業も性別もばらばら。
「きゃー、私もトムウェイツが好きなんですよぉー」と騒いだのは神奈川出身のMさん。誰かがトムウェイツのCDを持ち込んだために、互いの共通点に気づいたというわけです。
へんだ……。
トムウェイツは有名だけど、決してメジャーではない。いえ、メジャーにはなりえない。世間の少数派に受け入れられるタイプの歌です。
ちなみに、コザの大御所ミュージシャンのひとりに「トムウェイツを知ってる?」と聞いたら、「知らない、誰?」でした。当然だと思います。
ロックはエネルギーにあふれています。社会に対する反発だろうと何だろうとパワーがある。だから、ロックのライブハウスに行くときは、こちらもパワー充電して行かなければならない。
私にとってのロックは「よし、今夜はやるぜー!」(何を?)といった気分のときに身体中で聴きたい音楽です。だから、気分が乗らないときはライブハウスには行きません。
そーいうふうにハイじゃないときに最適なのがトムウェイツ。彼の歌を聴いていると、イスに沈み込んで強い酒をグイッとやりたくなります。つまり、決して、健康的ではない……。
「うーむ。ここに集まっている君たちは、みんな心が病んでいるんだな」
思わず言ってしまった私は集中攻撃されてしまった。「心が病んだ人間の大元締め」が私だそうです。(悪かったな)
沖縄のほかの地域でも、トムウェイツ好きの移住者というのは多いのかなぁ? それともコザ独特の現象なのでしょうか。
この街に惹かれてこの街に住む。そんな人たちは多かれ少なかれ、心に色んなものを抱えているのでしょう。もしかしたら、いくつも傷ついた経験があるかもしれない。人に対して優しい人が多いのは、そのせいかも知れません。
そんな移住者たちを暖かく迎えてくれる雰囲気がここには濃厚に漂っています。コザがどんな街か知らず、偶然住んじゃった私ですが、最初はその、ぬるま湯的暖かさの中で時計が止まったような感覚におそわれました。
無理して進まなくていいんだよ。
歩き続けなくてもいいんだよ。
こんな感じ。
ただし今は全開バリバリ!
投稿者 Melody : 2005年03月28日 14:46

